じんま疹<子どもの病気>の症状の現れ方

 強いかゆみとともに扁平(へんぺい)に隆起する皮疹が現れます。この症状を膨疹(ぼうしん)といい、通常は数時間以内に痕(あと)を残すことなく消えますが、なかには半日〜1日くらい続くものもあります。
 膨疹の大きさは1〜2mm程度から手足全体くらいのものまでさまざまで、また、一つひとつの膨疹が融合して体表のほとんどがおおわれてしまうこともあります。形も円形、楕円形、線状、花びら状、地図状などいろいろです。
 重症のじんま疹では粘膜の浮腫により唇や眼のまわりがはれ、さらに症状が進むと気道の浮腫が起こり、呼吸が苦しくなることがあります。さらに重症のアナフィラキシーでは、血圧が低下するなどのショック症状が現れることもあり、注意が必要です。

じんま疹<子どもの病気>の診断と治療の方法

 できるだけ原因・悪化因子を探し、それらを取り除く、または避けるようにします。多くのじんま疹の発症には肥満細胞から出てくるヒスタミンが関係しているので、このヒスタミンの作用を抑える抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬を内服します。
 副作用として、眠気を生じやすいこと、前立腺肥大(ぜんりつせんひだい)(成人の場合)や緑内障(りょくないしょう)がある人はそれらの症状がひどくなることがあるので、注意が必要です。