乳腺葉状腫瘍<女性の病気と妊娠・出産>の症状の現れ方

 急速に増大する乳腺腫瘤(しゅりゅう)が現れます。線維腺腫や発育速度の速い乳がんとの区別は臨床的には困難です。年齢、巨大な乳房腫瘤があるのにリンパ節転移がなかったりと、乳がんとは異なる特徴がありますが、それだけでは確実な診断をすることはできません。

乳腺葉状腫瘍<女性の病気と妊娠・出産>の診断と治療の方法

 葉状腫瘍では切除が原則です。腫瘤切除が基本であり、乳房切断を必要とする症例は多くありません。再発しやすい腫瘍なので取り残しがないように切除します。切除直後はかなり乳房の変形が著しいのですが、圧排されていた乳腺が次第にもとどおりになることが多く、人工乳腺などで形成を要することは少ないようです。良性、悪性いずれと診断された場合でも、経過観察を行います。葉状腫瘍に明らかに有効とされる薬は、現在ありません。