子宮筋層(実質)炎<女性の病気と妊娠・出産>の症状の現れ方

 子宮内膜炎と同様の症状が現れますが、子宮内膜炎の時よりもその症状は重症化する傾向があります。下腹部の不快感、下腹部痛、発熱などの症状がみられることが多いのですが、膿性帯下(のうせいたいげ)、不正出血などもみられることがあります。

子宮筋層(実質)炎<女性の病気と妊娠・出産>の診断と治療の方法

 基本的には子宮内膜炎の時のように、起炎菌が特定されるまでの間は、通常広域スペクトル(効果の範囲が広い)の抗生剤を使用します。経口投与で効果が不十分な場合には抗生剤の点滴静注が必要になることもあります。また、消炎薬を併用することもあります。
 流産後や分娩後では子宮収縮薬を併用して子宮内腔に残った組織の排出を促すこともあります。子宮瘤膿腫(りゅうのうしゅ)を形成している場合には、頸管(けいかん)を開大し、うみを排出する必要があります。