子宮頸管ポリープとはどんな病気か



 子宮頸管粘膜の増殖性病変で、茎(くき)をもつような形で発育して外子宮口から露出していきます。深紅色のポリープ(キノコ状の小さな腫瘍)で、多くは単発で発生し、数mm〜数cmの大きさです(図8)。30〜40代の多産婦に多くみられます。がんなど悪性のものに変化することは、ほとんどありません。

原因は何か

 原因は明らかではありませんが、子宮頸管の慢性炎症が原因のひとつとして考えられます。

症状の現れ方

 無症状なものが多いのですが、少量の不正性器出血(ふせいせいきしゅっけつ)や帯下(たいげ)(おりもの)の増量がみられることがあります。

治療の方法

 産婦人科を受診すればすぐ診断がつき、その場で取り除く処置が行われます。まれに、子宮体がんなどの悪性病変がポリープ状になって子宮腔内から外子宮口へと突出していることがあるので、摘出物は必ず病理検査を行います。
 子宮頸管ポリープは、基底部から切除できたと思われても、残って再発することがあります。