絨毛がん<女性の病気と妊娠・出産>の症状の現れ方

 胞状奇胎治療後に定期検診を受けている場合は無症状の段階で発見できます。
 自覚症状としては不正性器出血や帯下の増量がみられます。子宮、卵巣の腫大や腹腔内出血による下腹部痛が起こることもあります。妊娠悪阻(にんしんおそ)(つわり)が生じることもあります。肺への転移により、胸痛、咳(せき)、血痰(けったん)、呼吸困難が起こる場合もあります。

絨毛がん<女性の病気と妊娠・出産>の診断と治療の方法

 絨毛性疾患に対しては化学療法(抗がん薬)が非常に有効です。侵入奇胎に対しては通常1種類の抗がん薬による治療を行いますが、絨毛がんの場合は3〜5種類の抗がん薬を組み合わせた多剤併用療法を行います。
 化学療法のみで効果が不十分な時は、手術や放射線療法を組み合わせて行います。