急性外陰潰瘍<女性の病気と妊娠・出産>の症状の現れ方

 主に外陰部に痛みを伴う潰瘍ができ、多くは発熱を伴います。潰瘍は小陰唇や会陰に発生することが多いのですが、腟のなかや子宮頸部(けいぶ)にできることもあります。
 潰瘍は、瘢痕(はんこん)(傷あと)を残して2〜4週間で自然に治りますが、とくに月経時などに再発を繰り返し、慢性に経過することがあります。口腔内の潰瘍(アフタ性病変)を伴うこともよくあります。そのため、この病気はベーチェット病外陰潰瘍と口腔粘膜アフタ、虹彩炎(こうさいえん)がそろったもの)の不全型とも考えられています。

急性外陰潰瘍<女性の病気と妊娠・出産>の診断と治療の方法

 潰瘍部分に細菌による感染が起こらないように、抗生剤が含まれた軟膏や、さらにステロイドを含有する軟膏を用います。
 痛みなどの症状を和らげるには、非ステロイド性抗炎症薬の内服が有効です。副腎皮質ステロイド薬の内服も、とくに症状が強い時などに有効です。