トリコモナス腟炎<女性の病気と妊娠・出産>の症状の現れ方

 感染後、約3週間で症状が現れますが、約50%は症状のない無症候性です。症状としては、悪臭の強い、時に膿性(のうせい)の、泡沫状(ほうまつじょう)の帯下(たいげ)(おりもの)の増加、外陰部掻痒感(そうようかん)(かゆみ)、刺激感などがあります。腟壁の発赤、子宮頸部(けいぶ)の点状出血斑が認められることもあります。

トリコモナス腟炎<女性の病気と妊娠・出産>の診断と治療の方法

 治療は、腟洗浄のあと、メトロニダゾール(フラジール)あるいはチニダゾール(ハイシジン)の内服または腟錠、もしくは双方の併用を連日、10日間行います。
 メトロニダゾール、チニダゾールの内服薬は、妊娠12週以内は禁忌とされています。また、薬剤が母乳中へ移行するため、授乳も中止します。
 トリコモナスは性感染症であるため、治療は必ずセックスパートナーも同時期に同期間行います。男性の場合は、内服薬のみとなります。治療期間中は、ピンポン感染防止のために、性行為にあたってはコンドームを使用します。