非特異性外陰炎<女性の病気と妊娠・出産>の症状の現れ方

 尿や便などによる刺激や、アレルギー性接触皮膚炎(せっしょくひふえん)では、接触部位に一致して掻痒感(そうようかん)(かゆみ)が生じ、発赤、はれ、湿疹などが現れます。腟炎から派生してくる場合の多くは、帯下の増加や悪臭を伴います。
 細菌による二次感染を併発すると、毛嚢炎(もうのうえん)として小膿疱(しょうのうほう)を形成し、疼痛を生じることもあります。感染が進行すると、毛嚢周囲炎(もうのうしゅういえん)や皮脂腺に化膿性感染叢(かのうせいかんせんそう)を形成します。疼痛、熱感を伴い、歩行が困難になることもあります。外傷や腫瘍性病変でも炎症を併発することがあり、注意が必要です。

非特異性外陰炎<女性の病気と妊娠・出産>の診断と治療の方法

 非感染性の場合、治療は原因を除去することです。局所の清潔を保ち、石鹸などの刺激を避けて、温水で1日に2〜3回洗浄します。下着は木綿製品を用います。局所には、副腎皮質ステロイド薬や抗ヒスタミン薬の軟膏を塗ります。
 感染性の場合、抗生剤を含んだ軟膏の塗布や、抗生剤の内服、腟剤の併用も行います。