頭蓋骨線状骨折<外傷>の症状の現れ方

 骨折部位に、打撲(だぼく)による疼痛、腫脹(しゅちょう)(こぶ)がみられます。

頭蓋骨線状骨折<外傷>の診断と治療の方法

 頭蓋内損傷を伴う場合は、それに対する治療が行われます。頭蓋内損傷を伴わなければ、骨折に対する特別の治療は必要なく、通常は自然に治ります。数カ月間は再度の頭部打撲がないように注意しますが、そのほかの日常生活にとくに制限はありません。
 ただし、一般的には受傷当日は経過観察のために入院が必要です。これは、受傷直後の頭部CTで異常がなくても、まれに頭蓋内出血が遅れて現れることがあるからです。
 最近の統計によると、意識障害が遅れて現れた場合でも、その83%は6時間以内とされているので、とくに問題がなければ1泊2日の入院が一般的です。高齢者や血液を固まりにくくする薬を医師から処方されている人では、さらに1〜2日の経過観察入院が望ましい場合もあります。