舌の損傷<外傷>の症状の現れ方

 ほとんどの場合、舌の先4分の1の損傷です。舌尖(ぜつせん)(舌の先)が完全に切断される場合や、舌背表面に多くは横方向の割創あるいは切創が生じます。
 舌は血管に富んでいるので容易に出血します。血が止まったあとには、はれ、粘膜下血腫(ねんまくかけっしゅ)(舌粘膜の下に出血した血液が塊を作る)が生じて痛みを訴えます。はれと痛みのため、構音障害(しゃべりにくさ)が生じます。

舌の損傷<外傷>の診断と治療の方法

 損傷部位を縫い合わせます。舌の先端が切れてなくなっている場合は断端形成(傷が露出しないように周辺組織で包み込む)をします(図23)。異物混入があれば摘出します。