膝蓋骨骨折<外傷>の症状の現れ方

 強い痛みと膝関節の腫脹(しゅちょう)(関節血症)があり、膝を自動的には伸ばせません。

膝蓋骨骨折<外傷>の診断と治療の方法

 骨片の離開のない場合は手術は不要で、保存的にギプスによる外固定を3〜5週間行います。
 介達外力で骨片が上下に離開した横骨折では、手術的にキルシュナー鋼線とワイヤーで固定します。術後はギプス固定は不要で、早期に膝のリハビリテーションを開始します。
 直達外力で膝蓋骨前面の皮膚が破れて開放性骨折となった場合は、緊急手術で感染に対する処置が必要になります。
 治療成績は、単純な骨折では比較的良好です。しかし、開放性骨折や骨片がバラバラに粉砕された骨折、大腿骨下端や脛骨(けいこつ)中枢端の骨折に合併した場合は、膝関節可動域の減少を残すことがあります。