本態性低血圧症<循環器の病気>の症状の現れ方

 本態性低血圧症では10〜20%の患者さんに症状が認められます。低血圧に伴う血流量の低下による全身症状や各臓器症状が認められ、また精神・神経症状や自律神経症状(不定愁訴)もみられます(表10)。

本態性低血圧症<循環器の病気>の診断と治療の方法

 低血圧を示しても、自覚症状を認めない場合や日常生活に影響を及ぼす症状がみられない場合は治療の必要はなく、愁訴が強い場合に治療が必要になります。治療法としては、精神療法や生活指導が重要であり、それでも効果が認められない場合は薬物療法が必要となります(表11)。