心内膜床欠損症<循環器の病気>の症状の現れ方

 不完全型心内膜床欠損症では、心房中隔欠損症(しんぼうちゅうかくけっそんしょう)と同様、通常、乳幼児期には無症状です。心室中隔欠損症(しんしつちゅうかくけっそんしょう)を合併する完全型では、生後1カ月以降に肺に流れる血流の量が増え、また肺高血圧を伴うため、そのまま放置すると肺炎を繰り返したり、ミルクを十分飲めなかったりして体重が増えない、寝汗をかく、眠っていても呼吸が速いなどの症状が現れます。不完全型、完全型とも僧帽弁閉鎖不全が合併すれば症状が現れる時期が早まり、重症になります。

心内膜床欠損症<循環器の病気>の診断と治療の方法

 手術が必要です。不完全型の場合には一次口欠損という心房中隔欠損をパッチで閉鎖します。完全型の場合には一次口に加えて心室中隔欠損もパッチで閉鎖します。僧帽弁閉鎖不全がある場合には、弁形成術をあわせて行います。