心室細動<循環器の病気>の症状の現れ方

 心室細動が生じると心室のポンプ機能が失われ、血圧はほぼゼロになるため、5〜15秒で意識が消失します。意識消失とともに、全身けいれんが生じることもあります。

心室細動<循環器の病気>の診断と治療の方法

 心室細動が起こっている時、心室の筋肉では無秩序で不規則な電気的興奮が生じています。この無秩序な電気的興奮が自然におさまり、心室細動がやむことはまれです。
 胸部から直流電気ショック通電を行うと心室細動がやみます。これを直流通電除細動(じょさいどう)といいますが、心室細動に対する最も確実な治療法です。
 心室細動に陥ってから時間がたてばたつほど、除細動の成功率は低下します。また、時間がたてば、仮に除細動が成功しても脳に酸素が供給されなかった時間が長くなり、低酸素脳症(ていさんそのうしょう)の後遺症が残る可能性が高くなってしまいます。