クラミジア・ニューモニエ肺炎<呼吸器の病気>の症状の現れ方

 クラミジア・ニューモニエ肺炎は、小児から高齢者まで全年齢層に平均的にみられ、中・高年者にも多く発症することがマイコプラズマ肺炎と異なる点です(表2)。
 臨床症状は、咳嗽(がいそう)(咳(せき))が頑固で長引くことが特徴です。病初期には高熱を示すことが少なく、ここもマイコプラズマ肺炎と大きく異なる点です。

クラミジア・ニューモニエ肺炎<呼吸器の病気>の診断と治療の方法

 抗菌薬への反応は良好ですが、なかには臨床症状や胸部X線写真で肺炎陰影が改善したにもかかわらず、除菌されていない場合があることが明らかとなっています。近年、このような慢性・持続感染が呼吸器症状の持続や再発を起こすこと、さらに動脈硬化症の危険因子になるとも指摘されており、マクロライド薬やニューキノロン薬による長期療法が試みられています。