気管支拡張症<呼吸器の病気>の症状の現れ方

 慢性の咳(せき)、膿性痰が特徴です。感染が加わると痰の量は増え、1日100ml以上になることもあります。血痰や喀血(かっけつ)もしばしばみられます。慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)が高い率で合併し、肺炎膿胸(のうきょう)、肺膿瘍(はいのうよう)などの肺感染症を合併することもあります。

気管支拡張症<呼吸器の病気>の診断と治療の方法

 痰の喀出(かくしゅつ)を促すために、喀痰調整薬の投与、吸入療法、体位排痰法や排痰を介助する器具などを用います。感染症を合併した時には、抗菌薬が投与されます。気管支拡張薬やマクロライド薬の少量投与が行われる場合もあります。
 持続する血痰や喀血のある場合は、内視鏡的止血法、気管支動脈塞栓術(そくせんじゅつ)や外科的切除術が考慮されます。