肺水腫<呼吸器の病気>の症状の現れ方

 肺水腫では、呼吸困難、とくに、横になると息苦しいため起き上がって座位を取ったり(起座(きざ)呼吸)、夜中に突然息苦しくて目が覚めたり(発作性夜間呼吸困難)します。また、胸がゼーゼーしたり(喘鳴(ぜんめい))、ピンク色(薄い血液の色)の泡状の痰(泡沫痰(ほうまつたん))が出ます。進行すると皮膚や口唇は紫色になり(チアノーゼ)、冷や汗をかいてショック状態に陥ることもあります。

肺水腫<呼吸器の病気>の診断と治療の方法

 原疾患の治療を行います。そして、血液中の酸素濃度を上げることが大切です。そのため、酸素吸入、時には人工呼吸器をつけることもあります。
 心原性肺水腫では、毛細血管圧を下げるために、ジゴキシンやジギトキシンなど心臓のはたらきを高める強心薬や、フロセミドなど余分な水分を尿として排泄させる利尿薬、マレイン酸エナラプリル(レニベース)やロサルタンカリウム(ニューロタン)などの血管拡張薬を使います。