横隔膜ヘルニア<呼吸器の病気>の症状の現れ方

 食道裂孔ヘルニアの多くは無症状です。食後に強まる胸骨後部痛や胸焼けを感じたり、吐血や下血を来す場合もあります。
 ボホダレクヘルニアが大きい場合は、出生直後に呼吸困難、チアノーゼなどの重い呼吸障害に陥ることがあります。モルガニヘルニアは、無症状から呼吸困難やチアノーゼを来す例までさまざまです。
 外傷性ヘルニアでは、受傷直後に胸骨下部の強い痛み、嘔吐、呼吸困難、ショックなどが現れることがあります。

横隔膜ヘルニア<呼吸器の病気>の診断と治療の方法

 食道裂孔ヘルニアで胸やけなどの症状がある場合には、制酸剤などを投与します。無症状の場合は放置しておいてかまいません。
 ボホダレクヘルニア、モルガニヘルニア、外傷性ヘルニアでは手術が行われます。手術で、横隔膜裂孔がふさがれば予後は良好です。