細菌性髄膜炎<脳・神経・筋の病気>の症状の現れ方

 発病は急性発症で、激しい頭痛、悪寒、発熱(38〜40℃)とともに項部(こうぶ)(うなじ)硬直などの髄膜刺激症状がみられます。発熱では高熱が持続します。また、せん妄(錯覚や幻覚を伴う軽度の意識障害)などの意識障害、脳神経症状も現れます。

細菌性髄膜炎<脳・神経・筋の病気>の診断と治療の方法

 急性期には発熱、激しい頭痛に悩まされることが多く、適切な抗菌薬の投与が望まれます。体温、脈拍、血圧、呼吸などのバイタルサインの監視が行われ、鎮痛・解熱薬も投与されます。
 治療には、主要起炎菌のペニシリン耐性肺炎球菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌などが増えているため、第3世代セフェム系抗菌薬セフトリアキソン+バンコマイシン、あるいはカルバペネム系抗菌薬(パニペネム・ベタミプロン)が用いられています。併せて抗菌薬の投与直前の副腎皮質ステロイド薬の併用が推奨されます。
 このほか、脳圧降下薬(グリセロール、マンニトール)、抗けいれん薬、鎮痛・解熱薬の投与が行われます。