真菌性髄膜炎<脳・神経・筋の病気>の症状の現れ方

 クリプトコッカス髄膜炎は亜急性、慢性髄膜炎として起こることが知られています。脳実質内に肉芽腫(にくげしゅ)を形成する場合は、髄膜刺激症状とともに片麻痺(かたまひ)やパーキンソン症状などの脳局在症状も示し、髄膜脳炎としてみられます。

真菌性髄膜炎<脳・神経・筋の病気>の診断と治療の方法

 アムホテリシンBの点滴静注が有効で、5〜10mg日から始め、0・5〜1mgkg日まで徐々に増やしてゆきます。5‐フルシトシン8g日(経口)との併用も行われます。また、フルコナゾール(200〜400mg日)の点滴静注(経口も可能)は副作用も少なく、第二選択薬として用いられます。アムホテリシンBの副作用には局所の静脈炎、全身反応(発熱、嘔吐、悪心(おしん)など)、経過中の貧血、腎障害などがあります。