クロイツフェルト・ヤコブ病<脳・神経・筋の病気>の症状の現れ方

 特発性クロイツフェルト・ヤコブ病は比較的画一的な症状を示します。大部分は40歳以上で発症し、平均発症年齢は65歳です。認知症、小脳失調、視力障害などが現れます。認知症は急速に進行して半年以内に無動無言症状態になり、1年前後で死亡することが多いようです。
 また、発症早期にミオクローヌスと呼ばれるけいれん様の不随意(ふずいい)運動が上肢を中心にみられることが特徴です。

クロイツフェルト・ヤコブ病<脳・神経・筋の病気>の診断と治療の方法

 現在のところ、有効な治療法は確立されておらず、致死的な病気です。延命処置を行わない英国での生存期間は平均3・9カ月です。日本では症状に応じた対症療法を行い、経管栄養、抗生剤投与、ミオクローヌスに対する抗けいれん薬投与などが行われます。