側頭動脈炎<脳・神経・筋の病気>の症状の現れ方

 片側または両側の側頭部に、拍動性の強い痛みを自覚するようになり、場合によっては、ものを噛む時に、ものを噛んだり咀嚼(そしゃく)したりする筋肉に痛みを伴います。典型的な場合には、側頭部に発赤を認め、索状(さくじょう)(ヒモのように細長い形態)になった肥厚した浅側頭動脈が触れます。
 この病気では、頭痛ばかりではなく、約4〜5割の患者さんで視力障害が認められ、約1割の患者さんで失明することがあります。眼動脈にも炎症が生じ、視神経や網膜の血流障害が起こるからです。
 また、リウマチ性多発筋痛症(たはつきんつうしょう)に類似した全身の筋肉痛を伴うこともあります。

側頭動脈炎<脳・神経・筋の病気>の診断と治療の方法

 副腎皮質ステロイド薬を用います。早期から治療することが大切です。服用する期間が短いと再発することがありますので、専門医とよく相談しながら治療を受けてください。