肝性脳症<脳・神経・筋の病気>の症状の現れ方

 神経症状としては、意識障害を中心としてさまざまな精神症状と運動系の症状が現れます。昏睡(こんすい)を起こす前の時期では多幸(たこう)気分、異常行動、せん妄(もう)などを示し、見当識(けんとうしき)障害、言語障害も加わり、次第に昏睡になっていきます。また不随意(ふずいい)運動、ミオクローヌス、固定姿勢保持困難、羽ばたき振戦(しんせん)など、さまざまの特異な運動障害がみられます。

肝性脳症<脳・神経・筋の病気>の診断と治療の方法

 治療は、食事中の蛋白質制限、腸内窒素(ちっそ)化合物を除去するためのラクツロース、アンモニア産生腸内細菌を抑えるための抗生剤、血漿アミノ酸の不均衡を是正するためのアミノレバンの投与など、専門的治療が必要です。