先天性股関節脱臼<運動器系の病気(外傷を含む)>の症状の現れ方

 注意して観察すると、(1)股の開きが悪い(開排制限)、(2)太ももの近位(付け根)のしわが左右非対称で、片方(患側)の下肢が短くみえる、(3)股を開こうとする動作で物を乗り越えるような振動を感じる(クリック)、といった症状がみられます。

先天性股関節脱臼<運動器系の病気(外傷を含む)>の診断と治療の方法

 脱臼や亜脱臼が判明すると、リーメンビューゲル紐革(きゅうかく)装具と呼ばれるバンドを装着します。これで多くは数日以内に整復されます(脱臼が治ります)。整復されたら、しばらく(3〜4カ月)バンドの装着を続けます。
 整復されない場合は、入院して牽引を行うなどの治療、場合によっては手術療法などの、次のステップの治療が必要となります。