周期性四肢麻痺<運動器系の病気(外傷を含む)>の症状の現れ方

 重症は幼児期から、軽症は20代に発症します。四肢骨格筋の弛緩性麻痺を、発作的に不規則な間隔で繰り返します。初期には発作は頻繁ではなく、数カ月に1回くらいですが、次第に多くなり激しくなると毎日起こるようになります。
 麻痺の重症度はその都度違います。呼吸筋や顔面筋は侵されにくく、発作は数時間から数日続き、安静にしていると自然におさまります。
 過労や過食が発作の誘因となり、発作は安静時の後に起こりやすく、夜半や明け方に多く起こります。

周期性四肢麻痺<運動器系の病気(外傷を含む)>の診断と治療の方法

 軽い発作は治療の必要はありません。重症の発作時には、血清カリウムの値を測定して塩化カリウムを経口摂取します。発作の予防には炭水化物の多量摂取を控え、過度な肉体労働を避けることが大切です。
 甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)を伴った続発性低カリウム血性周期性四肢麻痺の場合は、発作時の治療法は同じですが、非発作時の予防は甲状腺機能のコントロールとともに低炭水化物食、低ナトリウム食をとることが大切です。