下腿骨骨折<運動器系の病気(外傷を含む)>の症状の現れ方

 局所にはれ、痛み、皮下出血、異常な動きを認めます。通常は歩行が不可能となります。
 幼児の不全骨折では、骨膜が厚いので転位が少ない場合はわずかなら歩けることがあります。

下腿骨骨折<運動器系の病気(外傷を含む)>の診断と治療の方法

 保存療法を行います。転位のみられる場合は、徒手整復してから外固定を行います。はれが強い場合は副木固定を1週間ほど行い、その後ギプス固定します。幼稚園児までは3〜4週間、小学生以上では5〜6週間固定します。
 年長児では、ギプス固定の後半はギプスを付けたまま歩行ができるPTBギプスに巻き変えて、ギプス歩行することもあります。
 骨片の転位による変形や短縮は、1横径の側方転位、20度までの関節の運動方向と同じ側の屈曲変形、1cmまでの短縮は自家矯正(じかきょうせい)が可能です。