ろっこつこっせつ肋骨骨折の症状や原因・診断と治療方法

どんな骨折か

 肋骨は胸部に左右12本ずつ存在し、鳥かごのようになっていて、肺や心臓を包むように保護しています。通常、転倒など打撲した時に起こりますが、けががなくとも長い間咳が続いたり、ゴルフスイングを繰り返すだけで骨折することもあります。
 普通は1、2本の骨折ですが、交通事故などの大きな外力による多数の肋骨骨折が起きた場合には肺も損傷し、胸に空気がもれたり(気胸)、血液がたまること(血胸)もあります。

症状の現れ方

 肋骨が骨折すると、体動や深呼吸、くしゃみで痛みが強くなります。肺に損傷が及ぶと呼吸がしづらくなります。

検査と診断

 X線写真を2、3枚撮影します。時には肺の状態を観察するためCTを撮影することもあります。

治療の方法

 湿布や消炎鎮痛薬で経過をみますが、安静にしていれば3週間くらいで痛みは楽になります。痛みが強い場合にはバンドをすることもありますが、これをしても完全に痛みをとることは難しいようです。手術が必要となることはほとんどありません。
 肺に損傷が及んでいる場合には、入院治療が必要となり、胸に管を入れて空気や血液を吸引する治療が必要となることもあります。

合併症はどんなものか

 肋骨は骨がつきやすい部位で治りも早く、合併症も少ない骨折です。肺の損傷がある場合には呼吸がしづらくなります。

応急処置はどうするか

 痛みが強ければ、胸のまわりにさらしを巻くと改善することもあります。打撲して心配なら、整形外科でX線写真を撮って診断してもらいましょう。

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