膝蓋腱損傷<運動器系の病気(外傷を含む)>の症状の現れ方

 スポーツ時の受傷では、走っている時、急に膝関節痛が生じ、膝折れをして転倒するといった発症のしかたをします。疼痛が強く、歩行は困難で、膝関節の自動運動が不能となります。
 基礎疾患(糖尿などの病気)をもった人に発生する場合は、はっきりとした受傷の覚えがないことがあります。その場合、不自由ながら歩行は可能で、強い疼痛がないこともあります。

膝蓋腱損傷<運動器系の病気(外傷を含む)>の診断と治療の方法

 スポーツ、事故による外傷では、早期に手術が必要です。受傷後早期に手術を行えば、縫合術(あるいは補強術の追加)が可能で、良好に経過すればスポーツ復帰も可能です。しかし、受傷から時間が経過していると、腱移植などによる再建術が必要となり、日常生活に支障がない程度に回復しても、元のレベルのスポーツ復帰は困難になります。
 基礎疾患をもった人の場合、全身状態、歩行能力などを考慮して、手術の適応を考える必要があります。