投球骨折<運動器系の病気(外傷を含む)>の症状の現れ方

 使いすぎによる場合には、疼痛などの前ぶれがあることもありますが、突然発生することが少なくありません。投球動作と同時に「ボキッ」という骨折の音が聞こえ、腕が変形して動かすことができなくなります。

投球骨折<運動器系の病気(外傷を含む)>の診断と治療の方法

 原則的に保存療法が行われます。保存療法は、(1)吊り下げギプス法(肘を直角にした状態で、上腕の骨折部よりやや上方から手首までギプスを巻いてひもなどで首から吊るす方法)、(2)U字形ギプス副子法(上腕を内側と外側からU字状に作成したギプス副子ではさむように固定する方法)、(3)ファンクショナルブレース法(機能装具療法:上腕部分の全面をプラスチック製の装具でおおい、早期から肘を動かしながら治療していく方法)などがあり、いずれも治療成績は良好です。
 橈骨神経麻痺の合併例の一部や徒手整復が困難な例には、手術療法が選択されることもあります。