骨肉腫<運動器系の病気(外傷を含む)>の症状の現れ方

 持続する痛みで発症します。初期の痛みは激しいものではなく、スポーツ活動をしている年代なので、筋肉痛として放っておかれることがあり、注意が必要です。徐々に痛みが悪くなるような時には、整形外科を受診してください。

骨肉腫<運動器系の病気(外傷を含む)>の診断と治療の方法

 できるだけ小さい切開で組織の一部を採取して病理組織診断をします。診断が確定したらできるだけ早く化学療法(抗がん薬)を開始します。痛みや血液検査、画像検査によって化学療法の効果を判定し、それに合わせて手術を行います。
 手術では、腫瘍を正常の組織で包まれたまま切除します。できる限り手や足を残せるように手術を計画します。ただし、手や足を残すことが困難だと考えられた場合には、切断術が選択されます。手術後、傷が治るのを待って再び化学療法を行います。
 化学療法は白血球などの血液細胞の量を減らすので、1〜3週間の間隔をあけ、その回復を待って効果のある化学療法を半年〜1年程度、繰り返し続けます。化学療法終了後も、最低5年間はしっかりとした経過観察が必要です。