脂肪腫<運動器系の病気(外傷を含む)>の症状の現れ方

 痛みのない瘤として意識されます。皮膚と筋肉の間(皮下組織)に見つかることが多いのですが、これ以外に筋肉のなか、筋肉と筋肉の間、骨の表面や骨のなかなど比較的体の深い場所にも発生します。痛みや運動障害などの原因となることはまれです。
 通常、大きさは長期間にわたって変わりませんが、徐々に大きくなることがあります。良性腫瘍であるにもかかわらず、5cm以上の比較的大きなものも数多くみられます。

脂肪腫<運動器系の病気(外傷を含む)>の診断と治療の方法

 比較的小さく、痛みなどの症状がない場合は経過をみるだけでよいことが大半です。体の比較的目立つ部分に発生した場合は手術で取り除きます。手足にできた小さなものは、多くは日帰りの手術が可能です。
 比較的大きい場合(5cm以上)や短期間に成長する場合は、悪性腫瘍である脂肪肉腫との鑑別を目的として組織を採取する手術を行います。悪性であるとわかった場合は治療法が異なりますので注意が必要です。