骨軟化症<運動器系の病気(外傷を含む)>の症状の現れ方

 初期にははっきりした症状を訴えることは少なく、腰背部痛、股関節・膝関節・足の漠然とした痛みや、骨が出ている骨盤・大腿骨・下腿骨などの圧痛(押して痛みが出ること)や叩打痛(こうだつう)(ハンマーなどで叩くと痛みが出ること)がみられます。
 進行すると、下肢の筋力低下や臀筋(でんぶ)の筋力低下による歩行障害(あひる歩行)、脊椎(せきつい)骨折により脊柱(せきちゅう)の変形(後弯(こうわん)や側弯(そくわん))などが現れます。

骨軟化症<運動器系の病気(外傷を含む)>の診断と治療の方法

 日光浴などの生活指導とともに、薬物療法として病気の状態に応じてビタミンD製剤を投与します。場合によってリン製剤の投与も必要です。定期的な血液・尿検査を行い、治療効果や副作用をチェックします。
 また、成人以降に残存する下肢の変形や低身長に対しては、骨矯正術や骨延長術などの手術療法を行います。