肩こり<運動器系の病気(外傷を含む)>の診断と治療の方法

 基本的には両肩周囲の筋肉の疲労や過緊張が原因になるので、筋肉や姿勢に対するアプローチが有効なことが多いです。疼痛が強い場合には、消炎鎮痛薬や筋弛緩薬の内服、パップ剤の貼付(ちょうふ)、電気刺激やレーザー照射による鎮痛処置、局所注射、神経ブロックなどを行います。
 予防するためには、肩甲骨のもち上げや両腕挙上体操を行い、僧帽筋などの筋力を日ごろから鍛えておきます。頸部や肩甲骨のストレッチは血液の循環を促進させて筋を弛緩し、慢性化した局所的な筋緊張の緩和に有効です。自分で筋肉をバランスよく動かしていくことが重要です。
 労働中は、作業中の姿勢に気をくばり、作業机と作業者の体との距離が遠すぎないように、肘や手首を台の上に置いて仕事ができるように工夫することも大切です。