麦粒腫(ものもらい、めばちこ)<眼の病気>の症状の現れ方

 まぶたの一部が赤くはれ、痛みがあります。初期には赤みが目立たない場合もありますが、指で押さえるととくに痛む場所があります。広がるとまぶた全体がはれます。目やにも出ます。炎症が広がると白眼も赤くなります。
 やがて数日で、皮下に肉眼で見えるうみが現れ、放置すると皮膚が破れてうみが出ます。これを外麦粒腫(がいばくりゅうしゅ)といいます(図1)。
 外麦粒腫に対して、まぶたの内側(裏側)にうみがたまり、破れる時も裏側が破れてうみが出るものを内麦粒腫(ないばくりゅうしゅ)といい、マイボーム腺の炎症で起こります。内麦粒腫のほうが、痛みなどの症状が強い傾向があります。
 外麦粒腫でも内麦粒腫でも、うみが出るとそのまま治ることが多いのですが(図2)、うみが残ると長引くこともあります。また、まれには炎症が拡大し、まぶた全体や眼球周囲にまでうみがたまり(眼瞼膿瘍(がんけんのうよう)、眼窩蜂巣織炎(がんかほうそうしきえん))、重病化する場合もあります。

麦粒腫(ものもらい、めばちこ)<眼の病気>の診断と治療の方法

 抗生剤の点眼だけで治る場合もありますが、はれがひどい場合は抗生剤や消炎薬を内服すると、普通数日で治ります。膿点が存在すれば麻酔液を点眼し、針で突いてうみを出します。この処置は少し痛みを伴います。