中毒性視神経症<眼の病気>の症状の現れ方

 ほとんどの場合で、両眼性に中心部が見えにくくなる中心暗点で発症します。
 エタンブトール中毒では、色覚異常や中心暗点以外の視野障害(両眼の外側が見えにくくなる両耳側半盲(はんもう)など)が現れることもあります。
 エタンブトール中毒では、発症率は用量依存性があり、1日量25mgkg以上服用している場合に多いとされています。また、服用から2カ月以内で発症することはまれで、多くは平均約7カ月程度で発症してきます。

中毒性視神経症<眼の病気>の診断と治療の方法

 早期に原因薬物を中止することにつきます。また、ビタミン製剤(メチコバール、ビタメジンなど)を併用します。ただし、不可逆的な変化(視神経萎縮)が進行してしまった場合では予後が不良になります。
 エタンブトール中毒の場合、進行例では服用を中止しても42%しか視力の回復が認められなかった(平均観察期間8・3カ月)という報告があります。