近視<眼の病気>の症状の現れ方

 子どもが眼を細めてテレビを見るようになった場合、近視が進行したサインといえますが、学校の検診で視力低下を指摘されて気がつくことが多いようです。軽度の近視から、成長とともに中等度の近視に進行する場合が多く、20歳過ぎまで進行します。

近視<眼の病気>の診断と治療の方法

 黒板が見にくくなった時点で眼鏡をかけるように指導します。視力としては0・3程度に低下した時点が決断の時期です。眼鏡の度数は、近視を完全に矯正する度数よりはやや弱めに合わせます。はじめは眼鏡を1日中かけている必要はなく、見にくい時だけかけます。
 また日常的な注意事項として、明るい環境でものを見る習慣とし、寝転んだり、悪い姿勢で本を読んだりすることはやめるべきです。また、読書やゲームを続けて長時間せずに、30分たったら休憩を入れるようにしましょう。近視が進んだら、授業用の少し度数が強めの眼鏡と、家庭用の弱めの眼鏡を使い分けると、進行防止になると思われます。
 遠視があって、調節系が過緊張して近視になる場合もあります。この場合は、調節を麻痺(まひ)させる点眼薬で近視がよくなる可能性があります。
 コンタクトレンズは、中学生になれば自分で管理できるようになります。見え方の質はハードレンズのほうがよいのですが、スポーツをする場合は、ソフトレンズのほうが落ちたりずれたりしないため、よいと思います。
 屈折矯正(くっせつきょうせい)手術は、成長期には近視が進行するため、20歳未満の場合は認められていません。成人になれば、屈折矯正手術も近視矯正の選択肢のひとつですが、老視の年齢になった場合に、近くを見る時、軽い近視があるほうが有利なので、慎重に考える必要があります。