斜視<眼の病気>の診断と治療の方法

 一方の眼のみが常に斜視になっている場合は、放置しておくと弱視になるため、早急な治療が必要とされます。治療は遮閉具(しゃへいぐ)(アイパッチなど)により正位の眼を遮閉して、斜視眼を多く使用させ、視機能の発達を促す方法が中心となります。
 交代性斜視の場合は、弱視にはなりにくいですが、両眼視機能の発達が妨げられるため、早期(2歳前)に手術が必要になります。
 内斜視の場合は、遠視による調節性内斜視の要因がないか、眼科医による早めのチェックを受ける必要があります。
 間欠性の外斜視に関しては、外見的に目立つようであれば、小学校入学前に手術を行います。成人で眼が疲れやすくなったり、物が2つに見える場合も手術の適応になります。
 手術は、眼球を動かす筋肉の付着部をずらすことにより行いますが、斜視の角度を精密に測定したうえで、何mmずらすかを決定します。
 斜視は弱視や両眼視異常につながることがあるため、早期発見、早期治療が重要になります。