耳介軟骨膜炎<耳の病気>の症状の現れ方

 感染初期は耳介表面の発赤と軽度の腫脹ですが、徐々に増強して、厚ぼったい感じになります。腫脹の度合いに応じて灼熱感(しゃくねつかん)や疼痛を伴うことが多く、初期の処置が奏効しないと、発赤・腫脹が進行し軟骨膜の肥厚や軟骨の変形を生じます(図11)。

耳介軟骨膜炎<耳の病気>の診断と治療の方法

 できるだけ早期に炎症を鎮めなければ耳介の変形を来すので、広域スペクトラム抗生剤(効く菌の範囲が広い)と消炎鎮痛薬の投与および局所の冷却に努めます。炎症が高度の場合は、副腎皮質ステロイド薬の全身投与や軟膏塗布・局所注射などが必要になります。