急性副鼻腔炎<鼻の病気>の症状の現れ方

 症状は、痛みと鼻汁(びじゅう)です。かぜ症状が先行し、続いて膿性の悪臭を伴う鼻汁がみられます。上顎洞に炎症を起こした時には頬部の痛み、篩骨洞に炎症を起こした時には眼の内側の痛み、前頭洞に炎症を起こした時にはおでこの痛み、蝶形骨洞の炎症では頭痛や頭重感が特徴です。
 一般に片側にだけ発症し、発熱は軽微です。まれに副鼻腔の炎症が眼や脳に進むことがあります。眼に及ぶとまぶたがはれたり、視力が落ち、脳に及ぶと強い頭痛や意識障害が起こります。

急性副鼻腔炎<鼻の病気>の診断と治療の方法

 鼻のなかにたまった鼻汁を吸引して取り除き、鼻汁から調べた原因菌に有効な抗菌薬と痛みを和らげるために消炎鎮痛薬を投与します。上顎洞に炎症がある場合には、洞内を洗浄する方法が大変有効です。
 疲労がたまっている時に急性副鼻腔炎になりやすいので、抵抗力を上げるために睡眠を多くとることは重要です。そのほか、血管収縮薬で鼻と副鼻腔をつないでいる穴の狭窄(きょうさく)を軽減し、鼻から抗菌薬の吸入を行うことがあります。