副鼻腔真菌症<鼻の病気>の症状の現れ方

 左右どちらかの鼻から膿性または粘性の鼻汁(びじゅう)が出てきて、悪臭を伴います。また患側の鼻閉、痛み、鼻出血を起こします。副鼻腔に限られた炎症にとどまることがほとんどです。まれに眼や脳のなかに進む場合があり注意が必要です。このような場合には、高熱、激しい頭痛、眼球突出、視力障害などを起こします。

副鼻腔真菌症<鼻の病気>の診断と治療の方法

 真菌症が上顎洞に起こった場合には、上顎洞を洗浄することが有効です。この治療で治らない場合には、手術を行います。内視鏡下に行う鼻内副鼻腔手術で、副鼻腔の真菌塊を取り除き、病的粘膜の清掃を行います。抗真菌薬の投与は一般に行いません。
 これらの治療で治ることが多いですが、まれに骨破壊性に進むことがあり、このような場合には抗真菌薬の全身投与と、鼻の外から切開して病変を完全に取り除く必要があります。