口の炎症<口・あごの病気>の症状の現れ方

 口のなかが痛む、しみる、食事がしにくい、飲み込みにくいなどの自覚症状が現れます。口のなかを見てみると、粘膜が赤くなっていたり、ただれていたり、水ぶくれや潰瘍(かいよう)ができていたりします。
 ヘルペスなどのウイルス感染の場合は、発熱や全身倦怠感などかぜをひいた時のような症状や神経痛のような痛みを伴うことがあり、口のなかに米粒大の小さい水ぶくれが多数できるのが特徴です。この水ぶくれは破れると強い接触痛を伴います。
 白苔(はくたい)を伴わずに粘膜が赤くなるタイプのカンジダ症は見過ごされやすい病気ですが、飲食時に舌にひりひりとした痛みを感じたり、苦味や違和感、口角部のただれなどの症状が現れることがあります。

口の炎症<口・あごの病気>の診断と治療の方法

 歯が原因の炎症には、抗菌薬を使用します。歯が関係していない炎症は、症状が軽いものなら、うがい薬で口のなかをできるだけ清潔にし、軟膏を塗る程度で治ります。ウイルスや真菌感染のように原因がわかっている場合には、それぞれに効く薬を服用しますが、その場合でも口のなかを清潔にすることが第一です。