口腔カンジダ症<口・あごの病気>の症状の現れ方

 口腔に、ぬぐうと取れる白い苔状のものができる場合(偽膜(ぎまく)性)(図5)と、白苔(はくたい)がなく粘膜が赤くなる場合(萎縮(いしゅく)性)(図6)とがあります。従来、カンジダ症というと偽膜性が代表でしたが、最近では萎縮性が増えています。
 萎縮性は飲食時に舌にヒリヒリとした痛みがあるのが特徴です。ほかに義歯の下の粘膜が赤くなる、両側の口角が切れる、苦味や違和感を感じるなどの症状があります。

口腔カンジダ症<口・あごの病気>の診断と治療の方法

 抗真菌薬であるうがい薬、塗り薬、内服薬を使用することで一般にはよく効きますが、それぞれの薬の使用方法をよく守ることが大切です。
 また、日頃から舌を主体とした口腔粘膜の清掃を心がけ、義歯の正しい清掃や管理、口腔乾燥がある場合には唾液分泌や口腔の保湿を促す口腔ケアが重要です。