口腔乾燥症(ドライマウス)<口・あごの病気>の症状の現れ方

 クッキーやクラッカーなど水分の少ない食品が飲み込めないなどの嚥下(えんげ)障害味覚障害、口のなかがねばねばする、唇・舌・口のなかの粘膜の乾燥や夜間の乾燥感といった症状が現れます。さらに、義歯(ぎし)の不適合、装着時の疼痛(とうつう)、カンジダ菌の増殖による舌痛(ぜっつう)や口角炎(こうかくえん)も認められます。う蝕(しょく)むし歯)の多発、舌苔(ぜったい)の肥厚、口内炎口臭が生じます。

口腔乾燥症(ドライマウス)<口・あごの病気>の診断と治療の方法

 原因により対処は異なりますので、原因を明らかにします。シェーグレン症候群では、唾液分泌促進薬や漢方薬の処方が可能です。
 対症療法としては、人工唾液、口腔保湿・湿潤剤(しつじゅんざい)などにより口腔内の保湿を心がけることが大切です。歯科医院で作成可能な保湿装置(モイスチャープレートなど)は、唾液の蒸発を防ぎ、夜間の乾燥感に有効です。口腔筋機能療法は、筋力を強化させ唾液分泌を促進させる効果が期待できます。