顎関節症<口・あごの病気>の症状の現れ方

 顎運動時(あごを動かした時)の筋痛、顎関節(耳の前方部)の痛みや雑音などが、主な臨床症状です。多くの場合、これらの症状は複合します。

顎関節症<口・あごの病気>の診断と治療の方法

 顎関節症患者の80〜90%は非外科的治療(咀嚼筋のマッサージやストレッチ、マウスピースによる治療、薬物療法など)により症状は改善します。噛み合わせが悪いからといって、歯を削ったり、冠を被せて調整するなどの非可逆的治療は原則として避けるべきです。
 非外科的治療に奏効しない顎関節の痛みには、関節内の炎症性物質を洗い流す顎関節洗浄療法が適用されます。これにも奏効しない場合(全体の1〜2%)には、変形した骨や関節円板を整形する顎関節開放形成術の適用を検討します。