口腔底蜂窩織炎<のどの病気>の症状の現れ方

 口腔底からあごの下にかけての部位が全体的にはれ、激しい痛みを伴います。口腔底がはれて舌が上に持ち上げられるため、舌が2枚あるように見える場合もあります。声を出すことが困難になり、嚥下(えんげ)にも障害が起こります。全身的には発熱がみられます。病気が進行すれば気道(空気の通り道)を閉塞して、窒息(ちっそく)の危険もあります。

口腔底蜂窩織炎<のどの病気>の診断と治療の方法

 入院のうえ、強力な抗生剤の点滴を行います。はれが著しい場合は、圧迫を減らしたり、たまったうみを除去する目的で頸部(けいぶ)を切開する手術をします。窒息の危険のある場合には、気管に穴をあけたり(気管切開)、鼻から管を挿入して、呼吸の管理をすることもあります。
 病状が急変することも少なくないため、手術や呼吸管理に関して治療方針を立てることは決して容易ではなく、10%以下ではありますが、現在でも死に至る例があります。