食道気管支瘻<食道・胃・腸の病気>の症状の現れ方

 先天性の場合は、飲み込んだ唾液や羊水が、上部食道が途中で閉じているので逆流して気管へ流れ込み、咳(せき)が出たり、チアノーゼ(皮膚や粘膜が紫色になる)となります。また細い瘻孔の場合は、幼少時より繰り返して気管支炎肺炎を起こします。
 二次的に起こる、食道がんによる食道気管支瘻では、まず食事が詰まったり、胸痛などの症状が現れます。瘻孔が形成されると、食事をすると咳き込んだり、発熱などの肺炎症状が現れます。

食道気管支瘻<食道・胃・腸の病気>の診断と治療の方法

 先天性の食道閉鎖を伴っているもの、瘻孔が大きいものは、胃瘻などをつくって全身状態が改善したあと、瘻孔を切除し、さらに食道閉鎖を伴っている場合は吻合(ふんごう)を行います。
 がんなど二次的にできたものでは、食道内にカバーのついたステントを挿入し、放射線治療、抗がん薬治療を行います。または、食事が違う経路を通過して胃内に入るようなバイパス手術を行います。