特発性食道破裂<食道・胃・腸の病気>の症状の現れ方

 嘔吐反射直後、突然バットで殴られたような胸痛が発生します。上腹部痛であることもあります。その後、引き続き胸が苦しくなる胸内苦悶(くもん)や呼吸困難、冷汗が出て、顔色が青くなりショック状態となります。苦しさはいつまでたってもよくなりません。時には首のまわりがはれて、押すとプチプチという感じがすることもあります。

特発性食道破裂<食道・胃・腸の病気>の診断と治療の方法

 ただちに手術を行って胸腔内や縦隔をよく洗浄し、破裂した食道壁を2層に縫合して十分なドレナージ(ドレーンチューブを留置する)を行うことが必要です。
 縦隔内にとどまり、胸腔内穿破に至らないもののなかには、手術せずに保存的な治療で治るものもあります。これらでも胸腔ドレーンの留置は必要です。