胃肉腫<食道・胃・腸の病気>の症状の現れ方

 多くの胃肉腫は、胃がん検診の際に無症状で見つかります。気がつかないで大きくなると胃の痛み、不快感、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹部膨満感(ぼうまんかん)などの症状の原因となります。出血して吐血・下血を起こしたために検査をして発見されることも少なくないです。まれに腫瘍が大きくなって破裂したり、おなかの中(胃の外)に出血を起こすことがあります。

胃肉腫<食道・胃・腸の病気>の診断と治療の方法

 悪性リンパ腫は、抗がん薬による化学療法で治療することが多くなります。間葉系腫瘍は切除することで診断と治療を同時に行います。
 間葉系腫瘍はリンパ節転移を起こすことはまれです。リンパ節転移を起こしている場合は、かなり進んだ腫瘍であることが多く、リンパ節を切除しても治療効果は不明です。したがって原則としてリンパ節を切除せず、腫瘍の部分をまるごと切除して胃は残す場合が多いです(胃局所切除術)。ただし胃の入り口(噴門(ふんもん))、出口(幽門(ゆうもん))やその近くに腫瘍ができた場合は、噴門側胃切除術や幽門側胃切除術が必要になることがあります。
 前述したc-kit遺伝子をもった腫瘍が再発(肝臓転移や腹膜転移が多い)した場合には、イマチニブという薬が腫瘍を抑え込むのに有効な場合が多いです。