嵌頓痔核<直腸・肛門の病気>の症状の現れ方

 痔核の嵌頓のために肛門ははれ上がり、激しい強い痛みを伴います。嵌頓部分からは出血したり分泌液が出て下着を汚すようになります。
 脱出部を押し込もうとして、かえって刺激し症状を悪化させてしまうこともあります。

嵌頓痔核<直腸・肛門の病気>の診断と治療の方法

 嵌頓状態は保存的に治療することで治ります。ただし脱出するようになった痔核は治るわけではないので、嵌頓状態のままで手術をすることもあります。しかし、普通は保存的に治療し、嵌頓部をもどるようにさせてから手術を行うかどうかを考えます。
 保存的治療は血栓性外痔核の治療と同じく肛門部を温めたり、きれいにしながら坐薬、軟膏を使い、抗炎症薬、消炎酵素薬、消炎鎮痛薬を内服します。
 普通は保存的治療によって1週間以内に痛みはとれ、嵌頓部は1カ月以内に元にもどります。