精巣損傷<男性生殖器の病気>の症状の現れ方

 男性なら誰でも経験があるように、精巣は単なる打撲でも激しい痛みと下腹部痛や吐き気を引き起こします。単なる打撲であればすぐに痛みはおさまりますが、精巣や血管の損傷を伴っていれば、内出血を起こし陰嚢は赤黒くはれ上がってきます。内出血は時には皮下を通って陰茎や下腹部、肛門のほうにまで広がることもあります。外傷からの感染を伴えば発熱などの全身症状を示します。
 強い外力を受けると精巣がつぶれてしまったり、圧迫されておなかのほうに引っ込んだままもどってこなくなったり、陰嚢の皮膚が破けて精巣が外に飛び出してしまうこともあります。

精巣損傷<男性生殖器の病気>の診断と治療の方法

 単なる打撲で精巣がつぶれていなければ、安静と局所の冷却ではれや内出血は自然におさまっていきます。出血が多く血腫が大きい場合や皮膚の傷を伴う場合は、細菌感染のもとになる可能性があり、皮膚を一部切開してドレーンという管を入れます。その後、感染予防のために抗生剤を内服します。損傷が激しく、精巣が激しくつぶれていれば、反対側の精巣へ悪影響を及ぼすおそれもあることから、摘出しなければなりません。